女性が自分の将来について考えることは今や大事な事です。結婚するかしないかで将来の老後の人生設計が決まり、就職先により年金額が決まってきます。
女性が懸命に働いてもらう60歳からの年金額をみると、本当にがっかりします。いかに女性の地位を低くみて給与の算定をしているかが分かります。懸命に何十年と男性と一緒に働いてきた日々はいったいなんだったのかと悔やまれてしまいます。
私自身も働いていた会社で私より遅く入社した学歴が違う男性が先に昇給していった時には、本当にがっかりしたのと凄いショックだったことがありました。その後私の昇給はなく、その男性は毎年コンスタントに昇給していき結婚して子供ができると、家族手当まで増え年収の差は大きくなるばかりで耐えられなかったことがありました。
厚生労働省が調べた職業別年収ランキングの女性編がネットで公開されているのをみると、年収500万円以上の職業1位は大学教授平均年齢47.6歳で1026.2万円、2位が大学助教授平均年齢44歳で874.6万円、3位が高等学校の教員で平均年齢39.4歳で835.1万円でした。
中でも高等学校教員の平均年齢20から24歳で311.5万円、30から35歳で678.7万円には驚きました。
4位が医師平均年齢33.5歳で777.8万円、5位が記者で平均年齢33.3歳で774.1万円でした。
やはり先生と呼ばれる地位にある女性の高収入は、学歴の差ということでしょうか。それでも高等学校の教員が意外と高収入者なのは、学校が公立か私立かで収入に大差があるからかもしれません。
しかし年収500万円のボーダーラインで高収入者なのかそうでないのかが判断されるのも女性ならではです。
意外だったのは、一昔前だと高収入者として上がっていた医師や航空客室乗務員が1位や2位ではなかったこと。看護師で平均年齢31.4歳で511.3万円で13位だったことです。
1位の大学教授で年収1026.2万円です。しかも年齢が47歳。男性の高収入者の何分の一でしょうか?ここにも日本の男性中心の考え方がしっかり反映されているということです。